シェアとは?
「ルームシェア」「カーシェアリング」など、今までには無かった新しいビジネスモデルが続々と登場しています。
経済的なコスト面の削減とともに、共有体験による共感を得られるダブル効果をもたらします。
特に世界的にはリーマン・ショック、日本では東北大震災以降、今までの生活や仕事のスタイルに疑問を持った人々のパラダイム・シフトが起きたのです。
マクロの変化と個人の意識の変化がマッチ
物を所有するカルチャーから、物を共有するカルチャーへの変革です。物だけでありません、情報も共有するのです、ノウハウなどかっては権利を独占してきたものを共有することでより多くの人々にメリットをもたらすのです。
かって私はマイクロソフトのWindowsOSの全盛期に、「リナックス」というOSに興味を持ち勉強しました。フィンランド人であるリーナス・トーバルズ氏が開発したOSで、、フリーかつオープンソースなソフトウェア開発・頒布モデルのもとに構築され、その後有志たちが発展させて、今は携帯電話、サーバーなどあらゆるところに組み込まれて欠かせない存在となっています。
このポイントは、OS(物)が偉大ではないということです。フリーなOSをみんなでシェア(共有)して発展させてきたそのシステムが偉大なのです。
「リナックス」は、今のフリーかつシェアカルチャーの先駆け的なモデルだったのです。
マイクロソフトのように独占していたら、今のアンドロイド携帯なども生まれなかったかもしれません。こういった「シェアカルチャー」は多数の人日のに恩恵を与え、より良く発展させるのです。
「シェアしたら損する」の常識を疑え
例えば「ウキメディア」も有志の方々による知識の共有化です。そこにお金は発生しませんが、多くの人々の役に立ち、社会的な貢献は計り知れません。
共有化により恩恵を受けた人がさらに参加してより良いものに発展させるグッドスパイラルが生まれているのです。
最近でもスタンフォード大学が授業を無料で配信してますが、世の中の常識で言えば、授業というコンテンツを無料にするのですから、売上が下がると思われますが、逆に生徒は増えたといいます。無料で授業を体験し、実際にリアルで学びたいと思う人々が出てきたのです。
時代のトレンドである「シェア」「フリー」についてアンテナをはりながら、新しいライフスタイルを考えていきたいと考えています。
グローバル化はバラ色ではない
また、グローバル化により、国家間の時間的、場所的には違いがなくなり、栄えるところはもっと栄え、廃れるところはもっと廃れる地域間の格差の拡大します。身近で言えば、大規模店舗出店によるシャッター商店街の世界版が起きている。
今後はますますこの動きも拡大するでしょう。しかし、一部は大丈夫かもしれませんが、その他大勢はますます厳しい状態になるのは目に見えています。
グローバル化の今だからこそ「ローカル」。 つまり「地域コミュニティの再生」が重要となるのです。
日本は、超高齢化社会で少子化という中であり、その中での対抗イメージは「江戸を再び」です。
なぜなら江戸の街は環境循環型コミュニティとして、優秀だったといいます。例えば、庶民が暮らしていた長屋も今風でシェアハウスであり、協働コミュニティだった。
今求められているのは、「人類EDO化計画」(エヴァンゲリオン風?)なのです。
このサイトでは、「シェア」「フリー」、「協働」、グローバルに対抗するローカルな「地域コミュニティ」、私のホームタウン「吉祥寺」情報を発信しシェアできればいいなと考えてます。
このサイトのキーワード、「シェア」、「フリー」、「協働=コワーキング」、「ソーシャル」、「地域コミュニティ」、「地域活性化」、「3S=レンタル、リデュース、リサイクル」。